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8.2 楕円長径a、短径bの楕円は次の式によって表わされる。

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よって、aとbをインプットデータとし、適当なx座標に対するyの値を求めるプログラムを簡単に作ることができる。
?H式の符号+及び0≦x≦a/2の範囲について計算するプログラムのアウトプット例を表21.2に示す。アウトプット例は、1種類の長径a(=1.0m)に対し20種類の短径b(=50〜1000mm)について計算した結果を示すものである。

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図1.37

8.3 正円弧キャンバ
船の幅をB、キャンバ高さをC、円弧の半径をRとすれば、次の関係がある。

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?I、?J式よりR,Hについて解けば

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を得る。いまA点を座標原点として円の式からキャンバの式を求めると

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よって、B,Cをインプットデータとした場合のプログラムは下記の手順により簡単に作成することができる。
(1)?K、?L式よりR,Hを求める。
(2)求めたR,Hと?M式によりyを求める。xの値はプログラム内で適当に設定するようにする。

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図1.38

 

表1.3は上記のように作成したプログラムのアウトプット例を示すもので、B=1.0mに対しキャンバ高さCをB/100〜B/5の範囲で変えた場合のyの値を示している。xの値はB/2を20等分したものとなっている。
このような表を作っておくことにより、例えばB=2.5m、キャンバ高さC=B/50の場合のyは、表のB/50のyに2.5を乗じることにより簡単に得られるという利点もある。

 

 

 

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